106センチ目線の旅(車椅子お出掛け)

電動アシスト自転車の普及と同時に電動車椅子もバッテリーの高性能化により今までに比べ単独外出の不安が払拭されました。
後は恐れずにどんどん外出するだけです。
今まで車椅子を押してもらっていた人、小学3年生と同じ106センチ目線で発見の旅に出ましょう。
自分の目線で自然に触れ五感を鍛えなおし趣味を楽しみませんか?
若葉マークのしのちゃんは水先案内人になって
ゆるっと小さな美術館や世田谷散歩を楽しみます!
同行旅人もフッタで募集しています。

初詣 下北沢近辺4寺社

※PCのトラブルのため松の内内の投稿が出来ず申し訳御座いませんでした。
そうこうしている内に板橋区乗蓮寺でベビーカー論争が起きてしまいました。

今回の『ベビーカー自粛論争』
「人混みにベビーカーで来るなんて非常識だ」
「子どもが小さいうちは、親が我慢して当然」という意見が多かったこと。
北区のおときた駿議員
『特定の施設やイベントがベビーカー自粛を呼びかけることに対しては、個別の事情がある場合もあるでしょうし、混雑具合もわかりませんで、一概に責めることはできないと思っています。
もちろん、使う側にもマナーや配慮が求められることは言うまでもありません。
権利だけを主張したり、周りの迷惑を顧みないマナーのない行為はNGです。
ベビーカーを使用する側の問題もありえる、その上でもやはり、ベビーカーが自由に使える環境が広がっていくのが望ましいこと
今回のケースは、寺院は積極的に子育て世帯に対するケアを行ったにも関わらず、一部の心ない人々によってその善意が踏みにじられたという状況でした。
これをもってすでに数多くの方が、鬼の首を取ったように
「それ見たことか、甘やかすからこうなるのだ」
「やはり、人混みでベビーカーを自粛させるのは当然だ」
「それを擁護していた人間も、全員まとめて非常識!」
という意見を表明しています。これは非常に懸念されます。』
と言う内容のブログをを書いています。

 ツイッターのフォロワーも
  77 77件のリツイート  
『一部の車椅子・松葉杖ユーザーのマナーが悪かったからといって、それらをまとめて自粛させる論調が噴出することはありえないはずです。とはいえそれは最近の話で、以前は障害者が車椅子で電車に乗ることは非常識で不可能な時代もありました。それがようやく権利意識が広まり、ここまでたどり着いたわけです。』こんな感じの意見が多い。


車椅子のバッテリーやベビーカー含む本体の高性能化、高齢化によりこういった問題はますます増えるに違いありません。私自身は仕事の出来ない今、時間はたっぷりあるので混雑している場所への出現はなるべく控えるようにしています。
しかしこんな残念なこともありました。世田谷ウォーキングフォーラムのウォーキングイベントに車椅子での参加申し込みをしたら、「以前健常者との間で事故が起きたので現在は車椅子とベビーカーの参加はお断りしている」これには最初唖然としたがよく話を伺うと、高齢の参加希望者がいつも数十人に達しそれを引率するボランティアの人数が少ないため管理できかねるのでお断りしているとのこと。
私は『NPO法人車椅子社会を考える会』

の代表理事をしていて今年の当会の活動目標を『車椅子利用者の外出機会を作ろう』にしているため私自身積極的に皆さんの水先案内人に慣れるようなるべくそういったイベントにも出席している。
車椅子で出席することにより健常者も車椅子の性能、取扱い、心配りなんか理解してもらえるので今回断られたことに大変ショックで立ち直れないのですが、参加要望は増えると思うので会側もいずれ受け入れ態勢を作ってくれると信じます。


ようやく本題に

寺社、仏閣はたいがい高台にあります。
車椅子にとって一番苦手な場所でしょう。
もちろん街中にある、バリアフリーの寺社仏閣はたくさんあります。
(読者の皆さんもそういった情報お寄せ下さい)
車椅子初心者の私はあえて近隣の寺社仏閣に初詣しました。


何故高台にあるのでしょうか?ヨーロッパなどの宗教施設である教会は、ほどんどが町の中心にあるの対し、神社は町中以外に山の頂きなどの高台につくったのは、神道では神は高い所から降臨すると考えられてきたからです。
昔はビルもありませんので、高い所といえば山の上や高い樹木となります。
だから古代人は、神社を山上に建立しました。
それが高台にある神社の理由なのです。

代田八幡神社

由緒
天正十九年(1591年)代田地区(旧下代田、本村、中原、大原)の鎮守の神様として宇佐八幡宮より御分霊を勧請してお祀りしたことを縁起としております。
以来、代田の発展に伴い、幾多の変遷を経ながらも自然崇拝、祖先崇拝を基調に、氏子中より氏神(産土神)として篤く信仰されています。(境内掲示より)



境内は高台に

裏から回れるスロープしかし相当きつい


茅の輪神事(ちのわしんじ)

北澤八幡神社

由緒
文明年間(一四六九〜八七)世田谷城主(八代左兵衛頼康のころ)の勧請により創建され、七沢八社随一正八幡宮と称された。江戸時代歴代地頭の尊信厚く、慶安三年(一六五〇)ときの知行斎藤摂津守の八幡宮領七石四升は、前と同じに寄進することの黒印状があったが、当社の別当であった森巌寺の火災により焼失した。
現在の産土社はこの本殿で、嘉永五年(一八五二)に建築された。現在の社殿は昭和五十三年に改築され、神楽殿は、明治二十六年に建築され、平成十六年改築した。(境内掲示より


やはり境内は高い位置に

裏口スロープで拝殿に

拝殿 ここまでが限度

曹洞宗大雄山真龍寺


大雄山真龍寺と言い、曹洞宗に属する寺である。
 本尊は、十一面観世音。守本尊として道了薩埵が祀られている。(秘仏)
 道了薩埵は、神奈川県足柄市にある、曹洞宗最乗寺の守護神で、開山了庵慧明和尚の弟子となって創建に尽力し、後に当時を守護することを誓って天狗となり、白狐に乗って飛び去ったと伝えられている。
 当山の御神体は、明治初年に作られ関東一円を巡って後、昭和4年(1929)に当所に安置されたという。
 の、高さ3メートル・幅2メートルの天狗面は下北天狗祭り実行委員会からの寄贈によるものである。
 現在当寺は、東京信竜講を組織して大雄山最乗寺に参拝する外、節分会・清浄鎮火祭・mたまおくりなどの諸行事を行っている。
 特に「しもきた天狗まつり」には、道中に大天狗・小天狗・裃姿の年男など百名が出て、門前のにぎわいを見せている。
 世田谷区教育委員会


正面 急なスロープを上がる

下北沢天狗まつり 天狗

ここまで登れる


浄土宗森巖寺

浄土宗寺院の森巖寺は、八幡山浄光院と号します。森巖寺は、結城中納言秀康が帰依した越前国一乗寺の万世和尚に一寺の創建を依頼、万世和尚の弟子孫公和尚が結城中納言秀康卿の位牌所として、慶長13年(1608)当地に創建したといいます。当寺淡島堂は、孫公和尚が紀州(和歌山県)名草郡加田の淡島明神の分霊を勧請したもので、数多くの崇敬を集めたといいます。
山門



感想

森巖寺は拝殿まではバリアフリーで御参り可
他は何とか拝殿まではスロープで登れるようには改装がなされているが、急なスロープだったり、巾が狭かったり、左右の勾配があったり介護者がいてようやく拝殿まで上がれた、更にどこも拝殿には数段の階段があるため階段下からのお参りになってしまった。
★★☆☆☆
拝殿までのスロープ結構怖かった。






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